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Conference

「ザ・ソーシャルデザイナー」- Design for Real Needs - 参加者 3

2003年 エディー・ユ氏と共にCoDesign社を設立。
本業のデザインの仕事に情熱を注ぐ一方で、精力的に国際規模の文化や芸術やデザインのプロジェクトに参加。これまで数々の著名な国際デザイン賞を受賞。作品は、サントリーミュージアム(大阪、日本)、チューリッヒ造形美術館(スイス)、美術工芸博物館(ハンブルグ、ドイツ)、香港文化博物館等にパーマネントコレクションとして収蔵。 近年、グラフィックデザインから様々なメディアへとその創造力とビジョンの翼を広げている。

ハン・ラム
Hung Lam

香港の非営利団体Zenter(Peace of Mind Zenter)の
グラフィックデザイン
非営利団体は一般にその限られた予算によって、クオリティの高いデザインを見られることが少ない。しかしたとえ予算が少なくとも、クオリティを損なうことなくデザインすることはプロのデザイナーであれば十分可能だ。私がZenterのためにボランティアとしてグラフィックを担当するに至った理由がここにある。グラフィックデザインは他のメディアに比べると、心を突き動かす要素が少ないといわれがちだが、少なくとも、私が手がけた作品をみて涙を流された方々がいたというのは本当のことである。今日、NPOのように人々の要求に真に耳を傾けることのできる人たちにこそ、優れたデザインが必要とされる。目新しさや派手さにではなく、心の求めに応じることにデザインの本質がある。
   
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1997年 リスボン工科大学インダストリアルデザイン学士号取得
2007年 リスボンでデザイン事務所を主宰、また上記大学にてインダストリアルデザイン修士課程に在籍中
他の人々の存在がなければ生きて行けないのが人間であるはずなのに、現代の人間は社会的にますます互いに疎遠な存在になりつつある。ストレスが募るきつい仕事、経済的問題、セキュリティーの問題、諸々の問題は、私たちを互いに隔てていく。私にとって、ソーシャルデザインとは、どこまでも関係性を追求することである。人間同士の関係、環境との関係は、人類の建設的進化にとって必要欠くべからざるものだと思う。

ジョアオ フィリップ
Joao Flecha

Japan
2006年2月、私はIdcN主催の国際若手デザイナーワークショップに招かれ、日本を訪れた。50:50というテーマの元、チームに分かれ、日本社会が直面しているジェンダーロールの差異についての問題解決を試みた。 このプロジェクトの期間中、フィールドワークにおいて、重要な役目を担うデザインの数々を目にした。 最初に訪問した前田助産院では、様々な出産方法や環境を望むカップルのためのプログラムがあり、実際の子供の形と重さを持つ道具が開発・利用されていた。クニハウスというコミュニティセンターには、ハンディを持つ人々が訪れ、社会の人と交流することで、自尊心を取り戻す機会を得ている。そこでは身体に障害を持つ人のためにモジュール式の家具が使われていた。NPO法人「こども&まちネットでは、市内に設置されているユニバーサルデザインを採用した公園や設備をテストし、こどもや、障害者にとっても便利なまちづくりを企画していた。 このワークショップで、ボランティアなどで地域社会活動をしているのは男性よりも、女性が多いことに気づいた。そこで私たちは、より多くの男性が地域活動に参加できるような可動式のコミュニティーバスを提案した。
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(左)2002年よりインテリアデザイン、スタイリングのエキスパートとしてフランクと相携える。 主なプロジェクトは、ユノックス・スープ・ファクトリー(インテリア)、グラスゴー科学センター。
(右)アムステルダムを中心にデザイナーとして活動。ブランドデザインに強く関心を持ち、現在までにフィリップ社、英国航空、リーバイス、ハイネケンなど、知名度の高い数々のブランドデザインに携わっている。全てのプロジェクトにおいて氏が目指すのは、コンセプチュアルで革新的なアイディアと、機能的知性、視覚的な優美さを両立することである。

ヤネケ ホイマンス(左)
フランク ティプケマ(右)
Janneke Hooymans(L)
Frank Tjepkema(R)


 
レストラン「Praq」
公園のような見かけになることなく子供連れの親も入ることができる、というユニークなコンセプトのレストラン。
「金の竹馬」
アムステルダム大学は「ベスト・ティーチャー・オブ・ザ・イヤー」を導入。そこで金の竹馬を提案。竹馬に乗せることによって、最も優れた教師も学ぶべき立場にあるという意味が込められている。学ぶべきことには限りがない…例えば、高い竹馬に乗って歩く方法とか!
ネックレス「Bling Bling」
このネックレスは世界一のブランド−これ一つを身につけるだけで、何着ものブランドファッションを節約できる!よくみると現代におけるシンボルが何重にも重ねられている。 アムステルダム市立近代美術館、デン・ボッシュKruithuis美術館に収蔵。オランダデザインアワード2004ファッションデザイン部門受賞。
レストラン「Fabbrica」
イタリア語で「工場」の意。イメージしたのはある特別な工場の食堂−ゲストのために楽しみを生産する、ロマンチックな工場である。恋人たちは、店の中央に浮かぶ列車座席に座る。
「XXLChair」
西洋の消費主義が理想とする基準が変わるにつれ、人々の体型も変化する。我々を取り巻く“モノ”もその形を変えていくだろうと予測した。2005年アーネム近代美術館に展示。
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1978年 イスラエルに生まれる

イスラエル、シェンカ工科大学にてデザインファッション学士号取得

現在、インド、ニューデリーに住み活動中

アミタイ
バースタイン
Amitai Burstein

 
プリントのベスト
シェンカ工科大学ファッション学部の2006年度卒業制作の一環。 プリントするアイテムをそれぞれ異なったものにできる点がこの技術のメリット。従来のプリント法では用いられていない。
アニメーション
OptiTex の3Dプログラムを用いるとアニメーションが可能になり、退屈でありふれた技術説明が新鮮味を帯びる。
進化
型紙作りのプロセスが、技術的必要性からというよりむしろ答え(結果)として表示されている。ファッションデザイナーが行う従来のやり方(例えば、技術的説明をイラストに描く)ではなく、ここでは型紙を描いているうちにデザインが決る。
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2005年シンガポール国立大学インダストリアルデザイン学部を卒業。シンガポール・フィリップデザインに1年間、現在はアメリカポートランドのジバデザインに勤務。作品‘アントデザイン’は2004年 東京デザイナーズブロック、ウィーン産業技術博物館に展示される。その他様々なプロダクトデザイン、建築デザインは国内外の公募展において入賞している。

リー・ツェミン
Lee Tze Ming

 
Racer (リモコン)
フィリップ社家庭用リモートコントロールシステム。(2006)
Foli (熱帯都市をイメージしたバスシェルター)
博士論文(2005)
Alpharad(若者向けバイク)
インターモトIVMデザインプライズ2004(国際オートバイ見本市)
Squeez(ティッシュディスペンサー)
Ant Design 2005、東京デザイナーズブロック2004出展
スクイーズ(Squees)は社会的問答の一部であり、皮肉な一面もある。アジア文化において、テーブルにおかれたトイレットペーパーは日常の風景である。トイレットペーパーはその役目をしっかりと果たしているといえる。例えば、食べこぼしを拭うのに自在な長さを確保することができる。しかし、常にトイレを連想させるものでもある。・・・
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